犬しつけ教室6


犬のしつけ教室



<< 犬のしつけ教室6回目 >>

 6回目は、ほとんど今までの復習です。
 6回目としてあえて書こうか迷いましたが、こつこつと続けて練習するという意味であえてもう一度繰り返します。

 中盤でもう一度「しつけの意味」の確認です。”しつけ”は「待て」や「伏せ」「ツケ」など・・そのものをさせるためのものではありません。
飼い主と犬とのコミュニケーションの中で、犬が上下関係を再認識するためのものです。
ですから、この練習が上手くいっているならば次第に犬の問題行動が解決してくるはずです。
 例えば「来客にやたら吠える」「噛み付く」「車に吠える」など、飼い主を守ろうとしてしている犬の (こちらから見れば問題となる)行動も、犬はする必要がなくなってやめるのです。
 犬が飼い主に守られる存在になるのが目標ということです。


・・では6日目です。

「ツケ」

  ターンする時の犬の集中の様子によって
     ※ リードを引いて(犬の注意を強く引く)やや強引なターンをする。
     ※ 犬を呼んでこちらを向かせながらターンをする。
     ※ 犬がこちらに注意している場合は、褒めながらターンをする。

   それぞれ、犬の態度をよく見極めて、タイミングを合わせましょう。


「待て」

  少しずつ、場所を変えていろいろなところで落ち着いていられるようにしましょう。


「フセ」

  少しずつ、フセの姿勢を自分で維持させるようにしていきましょう。


「おいで」

  あらかじめ待たせてから呼ぶ練習以外にも、遊ばせている最中や、散歩中などにも呼びかけてみましょう。
  どんな時は、呼びかけに応じて来て、また、どんな時に呼んでもなかなか来ないかなどに注意して練習してみて下さい。



< ”伏せ”をなかなかしたがらない犬 >

 あなたの犬に確実に「伏せ」をさせるトレーニングをすることは特に価値のあるレッスンです。
また「伏せ」は飼い主がコントロールしているということを再認識させるものなので、 もしあなたの犬が強気でわがままな性格の持ち主だとしたら尚更重要なものだと言えるでしょう。
「伏せ」には後脚を体の下に畳み込む”スフィンクス”と、腰を転がして地に着け、足を片方向へ出す”フラット”のふたつの姿勢があります。


上手く出来るようになってきましたでしょうか。 次は 犬のしつけ教室7回目へどうぞ



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